海くん、水腎症のため左腎摘出

幼少時に横隔膜ヘルニアを治す大手術を受けた海(かい)くん、今度は腎臓摘出手術を受けました><

3月上旬のある休日の朝、出かけようとしていたときに黄色い液体を続けて2回吐き、じっとうずくまって呼吸は浅く速く、口を開けたままでいました。近づいてなでると嫌がるし、今まで聞いたことのないような苦しそうな鳴き声を何回かあげたりもして、どうみても具合が悪そうです。そういえばこの数日、いつもより食欲が落ちていました。

用事はそう時間のかからないものだったのでとりあえず出かけ、帰宅後すぐに動物病院へ連れて行きました。

体温の低下が見られて危険な状態だったそうで、お腹のエコー検査で左の腎臓の周りに水がたまって腫れあがっているのが確認できました。水腎症(すいじんしょう)というそう。たまっているのは皮質と腎臓の間で、腎臓そのものは小さくなっておりもう機能していないだろうとのこと。腫れのせいで脊椎周りの大きな血管が圧迫されて循環が悪くなり体温低下を招いているのでは?との見立てで、たまった水を抜いてくれましたが、それでも体温戻らず。そのまま1泊入院となりました。

暖かいICUで点滴を受けながら一晩過ごし、翌日迎えに行ったころには表情がはっきりとしていました。体温も戻ったそうです。ご飯は食べなかったそうですが、とりあえず退院。

退院してもすぐには元の元気に戻らず、ちゅーるなら喜んで食べるという具合。水も自分であまり飲んでいないようなのでシリンジを使って飲ませます。1週間ほどかかって徐々に元気と食欲が元に近くなっていきました。元気になった証拠に、大好きないたずらの引き違い戸開けを披露してくれました^^

一時的に元気にはなりましたが、根本解決はしていません。このまま様子を見るという選択肢もあるが、また同じような状態になる可能性もあるし、水がたまりすぎて破裂してしまうことも起こりうると。何より水がたまった原因がはっきりわからないため、もう機能していない左の腎臓は摘出して、その手術のときに中の様子を見てもいいかもしれない、とのお話でした。

帰宅して夫と考え、また全身麻酔の開腹手術になってしまうけど、やはり少しでもこの不具合の正体を突き止められるほうがいいだろうということで、腎摘出の手術を受けることにしました。

 

4月4日、午前中に入院して午後に手術。夕方、無事終わって麻酔から醒めていますという連絡がありました。

手術は意外と大変だったとのこと。通常であれば、腎臓につながっている血管2本と尿管を切って縛り、腎臓を取り出すだけなのでそう難しくないタイプの手術らしいのですが、海くんの場合、お腹を切って開けたらもう腎臓が血管からぽろっと外れたそうなのです。2本の血管は細かく枝分かれして腎臓に貼り付いているだけのような状態で、腎臓への血流はずっとない状態になっていたらしいとのこと。

細かく枝分かれしている血管からの出血を止めながら、癒着もあった腎臓を慎重に取り出すことになったので、想定していたより大変で焦りました、とのお話でした。手術前のエコー検査で、腎臓の腫れはまた大きくなっていて(今度は皮質は少し薄かったが腎臓自体が大きくなっていた)、再度抜いた水は250ccもあったそうです。それだけで体重が0.25kgも軽くなったことに。。

取り出した腎臓の病理検査の結果では、癌や感染症は見られず、結石がみられたそう。その石が原因で尿の流れが悪くなり水がたまったか、もしくは何らかの原因で血管にねじれが起こったかで、腎臓の循環が悪くなりさらに水がたまって腫れ、循環を取り戻そうとして血管が枝分かれすることで血流を取り戻そうとしたのかもしれない、とのお話でした。

はっきり「これだ!」と言える原因はわからないままでしたが、とりあえずまたいつ腫れて苦しくなるかわからない心配を消すことができました。

約1週間、エリザベスカラーをつけて個室で安静に過ごし(私が見ていられるときだけ少し外を歩かせたりしましたが)、もとの元気な海くんに戻りました。

まだ3歳で腎臓が片方しかない状態になったため、普通の猫よりは若くに腎不全が起きるかもしれないそうです。それを防ぐためには水分をよく摂ることが必要なので、この子だけご飯はカリカリではなくパウチにしたほうがいいかもしれない、とのお話でした。さっそく、夜はパウチを食べさせることにしました。

3歳の若さで2度の開腹手術という経験をした海くん。これからは何事もなく元気に歳をとっていけたらいいね。

 

海くんの入院中は、とても静かだった我が家。得意の引き戸開けをやろうとしてカシャカシャひっかく音も、開かなくてわーわー言う声もしないし、一番若い子がいないと追いかけっこなんかも始まらないようなのです。平和だったけど寂しかったなあ。

 

それにしても、具合が悪かったのがたまたま休みの日でよかった!

そして、浅く速い呼吸を見てまず頭をよぎった、横隔膜ヘルニアの再発ではなくて本当によかった!!!

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